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まっ★つんの避暇地

本とか映画とかマンガとかの感想を書いたり紹介したりするブログです

観た旧作映画の覚え書き①(ブリッジ・オブ・スパイ、レヴェナント、X-ミッション)

映画紹介をしようと思ったが、1作品1作品記事を書くのは面倒くさいと感じたので数作まとめて書くことにする。

 

今はとりあえず今年の春あたりに公開された話題作をレンタルで観ています。

 

以下のように、某大学の成績評価基準風に6段階で勝手に評価するので、暇な時のレンタルなど、ひとつの参考にしていただければ。

 

S+(至高の作品)

S(傑作。滅茶苦茶面白い)

A(かなり面白い)

B(そこそこまあまあ)

C(ぎりぎり単位あるレベル)

F(落単)

 

ブリッジ・オブ・スパイ

 

評価:S(傑作。滅茶苦茶面白い)

 

 基本情報、キャスト

洋題:BRIDGE OF SPIES

配給:20世紀フォックス

監督・制作:スティーヴン・スピルバーグ

脚本:イーサン・コーエン/ジョエル・コーエン/マット・シャルマン

キャスト:トム・ハンクス/マーク・ライランス他

上映時間:142分

 

第88回アカデミー賞(R) 助演男優賞受賞 (マーク・ライランス)。作品賞をはじめ全6部門ノミネート

 

あらすじ

冷戦時代。ある一介の弁護士ジム・ドノヴァン(トム・ハンクス)はアメリカの「敵国スパイにも弁護士つけてあげるウチ超良い国」アピールのためにソ連のスパイの弁護をさせられる。

 

不本意ながらも引き受けたドノヴァンは死刑回避を勝ち取り(有能)、さらにはそのスパイの忠誠心に感心しはじめ、絆が芽生え出す。

 

そんな矢先ソ連でアメリカの偵察兵が捕まり、ソ連側から捕虜交換の要求。アメリカの国家としての決断は

 

「ドノヴァンくん、その調子で捕虜交換の交渉人もやってくれ、なお私たち国家は関知しませんのでそこんとこもよろしく」

解説

あらすじの通り、中々無理難題を押し付けられたドノヴァンくんではあるが、嫌々言いながらも持ち前の正義感と有能さで派手では無いながら仕事・使命をこなしていく姿が格好いい。美しささえ感じるその明快かつ淡々とした喋り、流石はトム・ハンクスと言ったところ。

 

スパイ役のマーク・ライランスもオスカー助演男優賞を勝ち取っただけある名演技。セリフは多くはないものの、眼光鋭く、老練されたたたずまいが終始光っていた。

 

ストーリの中核は中盤以降の、ドノヴァンVSソ連東ドイツの軍幹部の舌戦である。少しでもスキを見せれば片方だけが捕虜を奪還したり、あるいは既に捕虜から情報を手に入れているかもしれなかったり、など様々な要素を考えなければいけない中で、一弁護士が国を相手に駆け引きを進めるのはかなりの見もの。

 

こういう派手さがないストーリーは少しでも退屈だと途端に集中できなくなり面白くなくなるので、そのあたりはやはり名匠スピルバーグ

 

個人的にはそういう会話の中でのジョークでお互いが不敵に笑ったりするシーンが好きです。

 

ともかく、大きなアクションはないが、じっくりとストーリーが練られた1作。どっしりと腰を据えて重厚な作品を観たい方にぜひ。

 

 

レヴェナント:蘇えりし者

 

評価:A(かなり面白い)

 

 

基本情報、キャスト

洋題:THE REVENANT

配給:20世紀フォックス

監督・脚本・製作:アレッハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ

キャスト:レオナルド・ディカプリオ/トム・ハーディ

音楽:坂本龍一

上映時間:156分

 

あらすじ

1823年、毛皮ハンターグループの一員グラス(レオナルド・ディカプリオ)は未開拓地の森を進んでいた途中、いきなりグリズリーに襲われてひんし状態。

 

隊長は渋々捨て置くことを決断し

「金あげるから誰か最期看取ってあげて」

の呼びかけにフィッツジェラルドトム・ハーディ)が名乗り出る。みんなが行ったかと思えば途端に手のひらを返し

「死ぬの待つの面倒くさい」

とグラスを殺そうとすると残っていた息子が抵抗、返り討ちに遭い息子が殺されてしまう。

 

驚異の生命力で息を吹き返したグラスは復讐に燃え、森を歩きだす。

 

解説

どうでもいいが私はレオナルド・ディカプリオが大好きである。特にコミカルな演技とキレる演技。一瞬冷静になったかに見せて爆発する彼特有の演技が最高に良い。しかし、本作はそのどちらも鳴りを潜めていた。

 

確かに全編通して楽しく見られたし、アクションシーンであったり、森でのサバイバルなど迫力は相当だった。ほとんどが全身ケガだらけ(もちろん特殊メイクであろうが)だし、野外生活だし…。馬の内臓を全て取り出して皮を寝袋代わりにするシーンなどは身の毛がよだった。

 

しかしいま一つ夢中になれなかった。世界観が壮大過ぎて少しついていけなかったのが正直なところ。セリフはほとんどなく、終始""うなって""いたディカプリオ。ただ私はやはり快活に言葉を発する彼が好きだ。

 

それでも5度目の正直で勝ち取ったオスカー主演男優賞は本当にめでたく思っているし、「これで取れなかったらどうやって取るんだ」と思えるくらいの圧巻の演技であったことは間違いない。

 

ディカプリオへの先入観と私個人の勝手な期待が相まって100パーセント楽しむことができなかったが、間違いなく良作。

 

X-ミッション

 

評価:C(ぎりぎり単位あるレベル)

 

 

 

基本情報、キャスト

洋題:POINT BREAK

配給:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

監督:エリクソン・コア

キャスト:エドガー・ラミレス

上映時間:114分

 

あらすじ

犯罪集団「スカイダイビング!ロッククライミング!サーフィン!エクストリームスポーツ最高!ついでに強盗!強奪!」

 

主人公「俺も昔モトクロスとかサーフィンやってたんで潜入してきます」

 

……

 

 

主人公「エクストリームスポーツ最高!こいつら普通に良いやつらじゃね?どうしよ……」

 

解説

映像やアクションが良くても脚本が悪ければ作品としては全然面白くないということを教えてくれる作品。

 

FBI研修生が好き放題、幹部が無能に描かれすぎ、エクストリームスポーツすることと犯罪起こすことの関係もわかりにくい、ラストの尻切れトンボ…。

 

間違いなくアクションシーンは爽快で見ごたえがあるのは確かだが、細かい突っ込みは抜きにして楽しもう!と言えるほどのぶっ飛び具合も無い。

 

ストーリーの雰囲気も謎にまじめ路線。

 

あまりおすすめできる映画ではないが、派手なアクションとひとくくりにしてもサーフィンとかムササビスカイダイビングは珍しくて良かったのでギリギリ単位認定。

 

 

 

 

 

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