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まっ★つんの避暇地

本とか映画とかマンガとかの感想を書いたり紹介したりするブログです

【映画】 96時間(2008)


96


邦題:96時間
原題:TAKEN


監督:ピエール・モレル
脚本:リュック・ベッソン
ロバート・マーク・ケイメン
製作:リュック・ベッソン
製作総指揮:ディディエ・オアロ
音楽:ナサニエル・メカリー
撮影:ミシェル・アブラモヴィッチ
編集:フレデリック・トラヴァル
配給:20世紀フォックス
上映時間:93分
シネマトゥデイより)



(日本語字幕版が見つかりませんでした……)

 記念すべき初記事でございます。とりあえず映画の感想。「最初が96時間とかベタかよ……」とかその辺はスルーでよろしくお願いします。ネタバレはありません。多分(笑)。一応、この映画を観たことない人に勧める気持ちで書きました。あくまで一応。


 というわけで、96時間です。原題は"TAKEN"。96時間とは作中のキーワードなのですが、それを邦題にもってきたわけですね。確かに「テイクン」はどうなのかという話ではあります。単体で見るとまあ中々上手く逃げたようにも思えるのですが、どっこい、続編ができてしまったのです。もちろん、続編の本編には「96時間」という単語は1度も出てきません。よくある、邦題が全く意味が通らないパターンのやつです。今回の場合は流石に仕方がない気もしますが。


 のっけから話が逸れましたが、内容としては王道も王道、溺愛する娘を誘拐された元CIAのパパが本気だして助けに行くお話、です。単純でわかりやすくていいですね。だからわざわざこんな文章書かなくても「とりあえず見ろって」の一言に尽きます(んなこと言い出したらキリないですけど…)。「うわスタイリッシュ!かっけ!おもしろ!」みたいな。


 もう少し真面目に語ると、そもそも"96時間"とは作中で語られる「誘拐事件において被害者が無事でいると考えられる猶予期間」のことです。こういうのは燃えますね。「96時間以内に救い出さなきゃどうなってるかわからねえ…」ってやつです。まずこの時間の制約が本作にテンポの良さを与えています。さらに、娘と娘を誘拐した犯人を探し出すために主人公が取る方法がギャグみたいに上手くいく上に、途中の雑魚は容赦無く瞬殺するためポンポン話は進みます。でもってその"できすぎ"具合は話の早さがカバーして意外と気になりません。


 ゆえに本作の面白さはバトルそのものよりもそのアッサリさと、探偵パートの興奮でしょう。ミッション・インポッシブルほどザ・スパイっぽくは無いにせよ、「んな上手く行くかいや(笑)」と言いたくなるような手法の連続。演出面で言っても、それらをいかに退屈にさせず格好よく見せるか、に重きが置かれている気がします。現着して最初の現場検証で娘の行動を想像でトレースしながら手がかり探すシーンとかは顕著ですね。主人公の心情も考えると一層ずっしり心に来ます。


    加えてアクションの容赦の無さですね。瞬殺瞬殺。ゆえにあんまりアクションシーンに時間割いてる感じがしないんですよね。


    あとはまあ、単純に主演リーアム・ニーソンの格好良さですかね。序盤の犯人との電話シーンとか、シビレすぎて(死語も死語)セリフの原文を手帳にメモしてます(笑)。さらに序盤での親バカっぷりが強烈にギャップになって一層格好良く思えます。


 娘役のマギー・グレイスの演技も良いですね。というか凄く新鮮でした。これくらいの年代の女の子を演じる人って、もっと大人びた印象を与える演技をしている気がするのです。一方こちらはそれはもうガキで。現親父に馬プレゼントされるところとか「いきなりヤクキメ出したやん」ぐらいのやべぇはしゃぎ方なんですよ。批判しているわけではなくて、むしろリアリティがある気がします。自分は姉妹いないので実際はわかりかねますが。


 キャラクターで言うなら、主人公の元仲間達がマイベスト。「本気だしたら俺無敵」はまあ憧れ要素のひとつですけど、クソ程有能な仲間がいて、連絡したら即助けてくれる、みたいなのもカッケエですよね。


 ここで唐突に自分の話になりますが、旧作映画鑑賞が趣味になりはじめたのはこれを観てからなんです。たしか。それ以前はまあ年に1本地上波放送を観る程度で、それこそ海外の俳優なんてみんな同じ顔に見えて。それがこの映画でガツンと持ってかれて、初めて自分で俳優の名前調べて、リーアム・ニーソン主演の他の作品をレンタルしにいったんですよ。懐い。


 なので(?)普段映画を観ないという人におすすめしたい一作です。シンプルかつ格好良い。こんなに観やすい映画は中々ありません。かといって、内容が薄いわけではなくシンプルだからこその面白さが詰まっている、「シンプルイズベスト」を地で行く作品です。


 という感じでつらつら語ってきましたが、見直すと特別なことなんも書いてないですね。面白さを説明せよって問いに「とりあえず面白いです。」って回答するみたいな。元々そういう映画だということにします(笑)。

 

 

 

 

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